ハイキュー好きの日本語ノート【第8話】～照れる守護神とやさしいエースの表現～

こんにちは！

ハイキュー大好きなオンライン日本語教師のちゃそです🏐

今回はアニメ「ハイキュー!!」第8話の気になる表現に注目してみました！

今回は以下の5つの使い方を簡単にまとめています。

アニメの名シーンを振り返りながら、日本語の魅力を一緒に学びましょう！

気になったシーン①照れる西谷

「旭さんが戻ってないなら自分も部活に戻らない」と言った西谷。

そんな西谷に「レシーブを教えてほしいから部活に来てほしい」と話しかけに行く日向とのシーン。

（西谷→西　日向→日）

日：あとキャプテンが 西谷さんのこと 守護神って言ってましたし…

西：守護… え？ それ… 何だそれ！そんな大げさな呼び方されたって 俺は別に…ほんとに言ってた？

日：うん うんうんうん！

西：う… そんな かっこいい名前で呼んだってなあ 俺はそんな簡単にはなあ…ああ ちくしょう！ 大地さんめ！

Nのこと

あとキャプテンが 西谷さんのこと 守護神って言ってましたし…

「～のこと」はあるものを一つの個体としてではなく、それを取り巻く事情・思い出・声や、時にはにおいのようなものにいたるまで、すべてをつつみこんだものとして表します。


「～について」という意味を表します。

質問したり、会話を始めたりするときに使います。



大地さんは、リベロとしての西谷のプレーはもちろん、そこにいてくれる心強さなど含めて「守護神」と言っているのかもしれませんね。

～たって（だって）

そんな大げさな呼び方されたって 俺は別に…う… そんな かっこいい名前で呼んだってなあ 俺はそんな簡単にはなあ…

「ても」のくだけた話しことばの言い方です。

この会話では「逆条件」の意味で使われていますね。

「XならばY」Xが成り立てばYが成り立つ→これを否定する逆接条件です。

後ろが省略されていますが、「部活には戻らないぞ」のような言葉がくるでしょう

この感じなら、全然！戻りそうだけど！笑

～め

「～め」多く、ヒトや動物をさす言葉の下につけて、見下したり、罵ったりする気持ちを強く表します。

「わたくしめ」のように自分につけてへりくだることもできます。

気になったシーン②エースを見に行ったら…

エースがどんな人か気になって3年の教室まで見に行った日向と影山。

ちょうど進路指導に呼ばれて廊下に出てきた東峰旭とばったり出会うシーン。

（東峰→東　日向→日）

東：おお、1年か 頑張れよ

日：え？一緒に頑張らないんですか？

東：あ…

日：おれ エースになりたいから—本物のエース 生で見たいです！

クラスメート：東峰！ 先生 待ってるってば！

東：悪い 俺はエースじゃないよ

終助詞「よ」

基本的な機能は、「聞き手の知らないことに注意を向けさせる」ことです。

必ず使わなければならないような場合はなくて、任意的に使います。



命令や依頼を表す文につく時、イントネーションによって意味が変わります。

上がるイントネーションのときは、やわらかい表現にする効果があります。

２つ目の「俺はエースじゃないよ」について。


日向に「本物のエース」と言われて、「エースじゃない」と教えています。

～ってば

クラスメート：東峰！ 先生 待ってるってば！

進路指導の順番だと旭を呼びに来たクラスメートのセリフです。

「～ってば」は親しい間柄同士のくだけた会話で、話し手の主張を強調するのに使います。

自分の主張が通じなくて、少しいらだっているような場合に使われます。



上のセリフの前に、既にこのクラスメートは旭のことを呼びに来ています。

でも日向たちと会って廊下で立ち話をしていてなかなか進路指導に向かわない。


呼びに行ったのにまだ行っていない旭に「早く！」とちょっといらだっていますね。

まとめ：見た目と中身が真逆な二人が登場！

ハイキュー!!第8話を見て気になった表現について話しました。

明るく元気な守護神のノヤっさんと、自信をなくしたエースの旭さんのセリフを見ました！

最後まで読んでくれてありがとうございます！

この記事がハイキューをもっと楽しむきっかけになればうれしいです。

感想やお気に入りのシーンがあれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね！

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