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こんにちは!
ハイキュー大好きなオンライン日本語教師のちゃそです🏐
今回はアニメ「ハイキュー!!」第9話の気になる表現に注目してみました!
今回は以下の6つの使い方を簡単にまとめています。
- ~かよ
- ~としても
- ~てみせる
- ~てくれ
- ~きる
- ~てこそ
アニメの名シーンを振り返りながら、日本語の魅力を一緒に学びましょう!
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気になったシーン①
敗戦の責任を感じ、さらに自信をなくしてバレー部に来なくなった東峰。
そんな東峰に西谷が気持ちをぶつけたシーン
西谷:あんたは またスパイク 決めたいって思わないのかよ!
・・・・・・
東峰:思うよ 何回ぶつかったとしても もう1回 打ちたいと思うよ
うわあああああ旭さ~ん(´;ω;`)ウゥゥ
~かよ
あんたは またスパイク 決めたいって思わないのかよ!
終助詞「か」+終助詞/間投助詞の「よ」
「か」は疑問、それに「よ」が付くことで不満や疑問の意をやや強く表しています。
「よ」は下がるイントネーションになると、話し手の不満などを表す意味になることが多いです
またスパイク決めたいって思わないのか?」と問いかけつつ、「よ」で苛立ちや不満を強く伝えています。
問いかけつつ感情をぶつけているんだね
「またスパイク決めたいって思わないのか?」も、単純な疑問という感じではなさそうです。
西谷は「旭さんはまたスパイクを決めたいって思っているはずだよな?」と非難している気持ちもあるように見えます。
そこに「よ」が付いて、西谷の感情が強く込められているように感じるセリフになっています。
独り言を「よ」を用いて一方的に聞き手に向けるので、ぞんざいさが感じられます。
「またカレーか(非難・疑問)」→「またカレーかよ」
「こんな会社でなんて誰が働くか(反語)」→「誰が働くかよ」
のように、基本「か」の独り言的な文に「よ」をつけられます。
「~かよ」は、終助詞「か」の使い方によって反語や発見など意味が変わります。
ノヤっさんの、旭さんが戻ってきてほしいのに来てくれない不満が強く伝わってくるね(´;ω;`)
~としても
思うよ 何回ぶつかったとしても もう1回 打ちたいと思うよ
「仮に~という場合でも、(やはり・・・)」と言う意味です。
「XとしてもY」の形でXの内容が成立しても、話し手の考えや立場、事情に変わりはないことを表します。
Yは、“Xから予想・期待されることに反したり、外れたことがら”を表します
これから先も何回もブロックに止められることがあるかもしれない。
そのせいで今のようにメンタルが折れそうになるかもしれない。
それでも、やっぱりスパイクを打ちたいと思う!
そんな旭のバレーへの強い思いが込められていますね。
うああああああ(´;ω;`)ウゥゥ旭さんもやっぱりバレーが好きなんだね!それも、烏野でやるバレーが!
気になったシーン②
町内会チームとの練習試合でスパイクを打つもブロックされてしまって、もう一度トスを呼ぶことを躊躇しそうになる東峰。
そのブロックされたボールを見事拾った西谷が言ったセリフ。
(西谷)
壁に跳ね返されたボールも 俺が繋いでみせるから!だから… だからもう1回 トスを呼んでくれ!エース!
名シーンすぎるううううううう!(´;ω;`)ウゥゥ✨
かっこよすぎる!頼もしすぎるぜノヤっさん!
V-てみせる
壁に跳ね返されたボールも 俺が繋いでみせるから!
「V-てみせる」は、自分の決意や覚悟の強さを示しています。
第1話のノートでも解説しています。
自分が必ずブロックフォローをするから!
もう一人だけに負担をかけさせないから!
だから安心してトスを呼んで!と東峰を励ましています。
か、かっこいいぜノヤっさん!
V-てくれ
だから… だからもう1回 トスを呼んでくれ!エース!
話し手、あるいは話し手側の人のために誰かが何かの行為をするよう強く命令する表現です。
目下や同等の人に対して使います。
女性はあまり使わないです。
ノヤっさんは旭さんの後輩じゃないの?いいの?
もちろん先輩ですが、一緒に戦っているチームメイトでもあります。
そして今は練習とはいえ試合中で、西谷は自分の決意を見せています。
すごく感情が高まっているから「〜てくれ!」を使ってるようね!きっと!
西谷のキャラも影響しているところがあるかもね!
メンタルが強くて頼もしいノヤっさんらしい表現だね
気になったシーン③
背中を守ってくれる西谷、打ちやすいトスを上げてくれる菅原。
1人で悩んでいたけど、実はみんなの協力があってこそのバレーだと気が付いた東峰のシーン。
(東峰)
単純で当たり前のことを いつの間にか忘れていた
俺は1人で戦ってるんじゃない!
打ち切ってこそ!エース!
これこそ本物のエースだああ!
V-ます きる
「最後まで…する」「十分に…する」と言う意味です。
何度ブロックに捕まっても、諦めずに最後までスパイクを打つ、ということですね。
私もこのブログシリーズ、最後まで書きってみせるぞおおお!
V-てこそ
動詞のて形に強調の「こそ」がついたものです。
「何かをるすことによってそれで初めて意味が生まれ(良い結果が生じる)」
「~という条件が満たされて、初めて~できる」と言う意味です。
スパイクを、最後までしっかりと打ち切る。
それをして、初めてエースと言える!
チームメイトが自分の役割を果たしてくれていたように
自分もエースとしての役割をしっかりやるんだ!という旭さんの決意ですね!
あの一人で勝てないの当たり前です コートには6人居るんだから(影山)
こ、これは!旭さん完全復活~!!!
まとめ:烏野全メンバー集結!
ハイキュー!!第9話を見て気になった表現について話しました。
- ~かよ
- ~としても
- ~てみせる
- ~てくれ
- ~きる
- ~てこそ
烏野の守護神とエースが完全復活ですね!
第9話は本当に涙なしでは見られません(´;ω;`)ウゥゥ
烏野高校排球部の絆が見えたね!
最後まで読んでくれてありがとうございます!
この記事がハイキューをもっと楽しむきっかけになればうれしいです。
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