
対面で教えるよりオンラインの方が働きやすいと聞きました。
本当ですか?教えてください
対面授業より、オンライン日本語教師の方がやりやすいかどうか。
正直、人によります
ただ、わたしはオンラインになって、かなり楽になりました!
- 外からの刺激に敏感な人
- 人の目を気にしすぎてしまう人
- 気を遣いすぎてしまう人
- 対面授業でうまく働けなかった人
こんな人には、オンラインの方が楽に感じる面が多いでしょう。
4つに当てはまる人は、オンラインなら活躍できる可能性があります。
私は台湾と日本で、対面授業をした経験があります。

コロナ措置のために、各学校が行っているオンライン授業ではないことをご了承ください。
Contents
オンラインの方が働きやすい理由
大きな理由は、外からの刺激をコントロールできることです。
オンラインは対面より、外からの刺激が圧倒的に少ないです。
オンラインでも、もちろん刺激はあります。
ただ、受けた刺激をすぐに処理できる環境なのです。
- 通勤時間がない
- 授業の合間に適度に気分転換できる
- 授業以外の拘束時間がない
- カメラを切ればすぐプライベートに戻れる
- 服装を気にしなくていい(コーディネート)
- においが気にならない
- ヘッドホンの音量調節が可能
- 座って授業できる
- 自由にスケジュールを組める
- 相手の空気にのまれすぎない
- わからないことをすぐに調べられる
- 切ったり貼ったりする教具の準備が要らない
授業後、すぐにプライベートに戻れる
カメラを切れば、すぐに自分の空間に戻れます。
対面だと、授業後も生徒さんや同僚の先生と接することがあります。
気を張っている時間が授業中だけでいいんです。
音、におい、見た目が気にならない
オンラインなら音量が調節できます。
今日はちょっと刺激に敏感な日だと思ったら、イヤホンの音を調整すればいいです。
また、相手や自分のにおいが伝わらないのもいいところ。
どんな食事をしても、服のにおいが気になっても、お互いに害がないです。
また、服も上半身だけ整えればOK!
髪型から靴までコーディネートする労力がなくなります。

わたしはいろいろと気になるタイプなので、オンラインが合っていると実感してます!
自分主体で進められる
スケジュールを自分で管理できます。
例えばお休みを取るとき、ほかの先生に迷惑をかけることがありません。
自分で休みを決められます。
また、授業中にわからないことがあれば、すぐ調べられます。
「完璧にできるわけない」とわかっていても、教壇に立つ前は完璧な準備をしようとします。
気持ちの負担が減りました。

でも、すぐ調べられる環境は、精神的にすごく楽になりました!
対面授業が負担に感じられる理由
外からの刺激が多く、うまく処理できないことがあります。
- 上司や同僚との人間関係
- 学期ごとに授業が固定されて休めない
- 休むことに罪悪感
- 服や臭い、汗など気になった
- 授業中、答えられない質問へのプレッシャー
- 1コマの時間が長い
- 自分の時間がうまくとれなかった(明日は授業だからとそわそわ)
- 授業だけでなく、事務所へ行く緊張感
人間関係が崩れると辛い
対面授業はやはり、毎日同僚や生徒さんと顔を合わせますよね。
仲が良い職場ならいいですが…
授業準備や教えるのだけでも大変なのに、そこに悩みが追加されるのは辛いです。

ただ、やはり会わなくてもいいのは楽です
身だしなみや、人にどう思われているかが気になる
気にしやすいタイプの人は、においや音に敏感です。
それだけではなく、相手の表情の変化も受け取りやすいです。
気にしすぎと言われれば、それまでなんですが・・・
私は毎日のコーディネートが苦痛でした。


自分でスケジュールをコントロールしにくい
対面は休めない!ということはありません。
ただ、授業を休む場合はほかの先生に代講をお願いすることも。
今週は疲れ気味だから、週末はゆっくり過ごそう!とか
今は忙しい時期だから、新規の生徒さんの受け入れは停止しよう!とか
オンラインなら自分で調節できることが、対面では難しいのです。
その反対に、頑張れる時期に多く授業をこなすこともできます。
オンラインなら、広い範囲のトータルで結果を出すことができます。
対面では、常にパフォーマンスを維持することが大切です。
それができないと、「辞める」選択肢しか残らなくなってしまいます。

まとめ:自分がどんなことが苦手かを知ろう
オンライン日本語教師は、気にしやすいタイプの人にとって働きやすいです。
オンラインも対面も、どちらも素敵な仕事だと思っています。
体調を崩しやすく、不安が多い、感受性が強い方はオンラインの方が働きやすいでしょう。
誰にでも得手不得手はあります。
できることと難しいことを把握して、自分に合った働き方が選べるといいですよね!