『皆は一度青葉城西に勝ってますね』|経験「〜ている」で伝える自信の根拠

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『皆は一度青葉城西に勝ってますね』|経験「〜ている」で伝える自信の根拠

オンライン日本語教師のちゃそです🏐

『ハイキュー!!』のセリフから日本語の表現を学ぶシリーズです!


今回は烏野高校バレー部顧問・武田先生の「皆は一度青葉城西に勝ってますね」を取り上げます。

ちゃそ
ちゃそ

優しくときに厳しく生徒を指導する武田先生!

この記事でわかること
「皆は一度青葉城西に勝ってますね」というセリフから、武田先生の生徒への自信のつけ方を感じ取る
この記事で扱う日本語表現
文型「~ている(経験)」

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「皆は一度青葉城西に勝ってますね」

では、マンガの場面を見てみましょう!

引用:『ハイキュー!!』第6巻 第49話 “指揮者”(古舘春一/集英社)

インターハイ予選、青葉城西との試合前。

強豪・青葉城西を前に、選手たちの緊張は高まっています。

そこで武田先生が烏野の選手たちに自信をもって戦わせるために言います。

皆は一度青葉城西に勝ってますね
たとえその時相手が万全でなかったとしても
その勝ったという事実は自信の根拠にして良いと思うんです
慢心じゃなく自信に

なぜ「勝ちましたね」でも「勝ったことがありますね」でもなく、「勝ってますね」なのか。

「〜ている」という表現を手がかりに、読み解いてみます。

お悩みちゃん
お悩みちゃん

自分の生徒を一番に考える先生👏



「〜ている」(経験)ってどんな表現?

「〜ている」というと

  • 「今ご飯を食べている」(進行中)
  • 「窓が開いている」(結果残存)
  • 「毎朝運動している」(習慣)

のような使い方が思い浮かぶかもしれません。



「〜ている」には他にも、過去の経験を表す使い方があります。

①「彼は大学時代にアメリカに留学している。だから、英語がうまい。」


②「わたしは10年前に一度この町を訪れています。だから、この町を知らないわけではないんです。」

この「~ている」は経験を言う表現ですが、

伝えたいのは「だから英語がうまい」や「だからこの町を知らないわけではない」という今との関わりです。

くわしくはこちらにも書きました↓


お悩みちゃん
お悩みちゃん

いやー、それにしても本当にハイキューっておもしろいんだよ!いろんなキャラが出てくるんだけどみんな憎めなくて、それぞれストーリーがあって、それで、それで!!!

お悩みくん
お悩みくん

あー、僕もハイキューは既に2回以上は読んでるんだ(だから全部知ってるよん)

お悩みちゃん
お悩みちゃん

あ、そうなんですか・・・それは、、、失礼しました!




「勝ってます」が今の烏野に与えるもの

「皆は一度青葉城西に勝ってますね」が伝えたいこと。

それは、「だから君たちは青城と対等に戦えるという自信」です。


烏野は今回、及川率いる万全の状態の青城と戦うのは初めてです。

お悩みちゃん
お悩みちゃん

不安も、緊張も、きっとあるよね

でも、前に練習試合で青城に勝ったという事実は変わりません。

そしてそれは今「ちゃんと戦える」という自信にしていいと武田先生は伝えています。


根性論でも激励でもなく、事実を根拠に奮い立たせる言葉を冷静に選んでいる。

現代文教師の武田先生らしい火のつけ方だなと思います!

ちゃそ
ちゃそ

ハイキューは良い大人がたくさん出てくるのも魅力ですよね✨


まとめ:「〜ている」で過去の経験が今の力になった!

武田一鉄のセリフ「皆は一度青葉城西に勝ってますね」について読み解きました。

「〜ている」(経験)は、過去の出来事が今と関わりがある場合に使う表現です。

武田先生が「一度勝ってます」と伝えたのは、その勝利が今の烏野の自信の根拠になると信じているから。

文型を知ると、セリフがもっと深く見えてくるように感じます。

ちゃそ
ちゃそ

こんな先生がいる烏野は幸せだね!



最後まで読んでくれてありがとうございます!

感想やお気に入りのシーンがあれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね!




この記事を書くために使ったもの紹介

引用元について

本記事で使用している画像・セリフは著作権法第32条に基づき、教育・批評を目的として引用しています。

  • 作品名:『ハイキュー!!』
  • 著者:古舘春一
  • 出版社:集英社
  • 引用巻数・話数:第9巻 第77話 王者との対峙














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