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李さん、今朝は何時に起きましたか?
8時 起きました。
李さん、「時間」の後ろは「に」をつけますよ。
あ、そうか。8時に起きました。あ、先生!私は来週に故郷へ帰りますよ。
(「来週」は「に」がいらないんだけど、来週も「時間的」なことを話しているし、何が違うのかな・・・ )
「時を表す名詞」は種類分けで解決!【3つだけ】
時間を表す名詞には、3種類あります。
- 「に」をつけない
- 「に」を必ずつける
- つけてもつけなくてもいい
詳しくみましょう
1.助詞「に」がつかないもの
「明日」は「に」がつかないものの代表です!
他にも「昨日、今日、明日、今、さっき、今週、来週、今月、来月、先月、今年、来年、去年」などです。
ポイントは「今」との関連できまる時間
「昨日、今日、さっき、今週、来月・・・」などは、「今」を基準にして使える言葉です。
例えば・・・失踪した人の部屋にメモがあります。
「「明日5時 高架下で」」
このメモが、いつ書いたものなのかわからなければ、正確な日時はわかりません。
4月1日に書いたんなら、”明日は”⇒ 「4月2日の5時」
3月15日に書いたんなら、”明日は”⇒「3月16日の5時」
このように、「書いた時点=今」によって「明日」が左右されます。
これが、「今」との関連できまる言葉です。
2.助詞「に」が必ずつくもの
「3時、~日、~月、~曜日、~年」などです。
時計やカレンダーで特定できる時間
曜日や時間など、話した時点【今】と関係なくカレンダーや時計を見てわかるものです。
4月3日にお花見をします
1987年に生まれました。
どちらも、具体的にわかる時間ですね。
3.助詞「に」をつけてもつけなくてもいいもの
- 「今」以外の【ある時】で決まる時間
- 一定の幅をもっている時間
この2つがあります。
詳しくみましょう。
①「今」以外の【ある時】で決まる時間
例)「翌日」「前日」など
(卒業式)の翌日 や (発表会)の前日 などは
「今」以外の基準があります。
②一定の幅をもっている時間
例)「春(やすみ)、夏(休み)、秋、冬(休み)など」
一定の長さがあるものには、つけてもつけなくてもいいです。
多いミスに注目!「に」をつけるかorつけないか【教え方のコツ】
「3時 行きます」「昨日に 勉強しました」
助詞「に」が抜けてしまうか、必要ないのに入れてしまいます。
その中でも、この2つのミスが圧倒的に多いです。
- 時間に「に」をつけない
- 昨日/今日/明日etc に「に」をつけてしまう
言葉は普遍的で、例外もあります。
無理に詰めこまずに、まずはここをおさえておけばOKです。
まとめ:どうやって「時」が決まるか分類しよう!
「時を表す名詞」の種類分けで、助詞「に」がつくかどうかを分けられます。
まずは「〇時+に」と「昨日/今日/明日(に)」を頭に入れておけばOKです。
コメント一覧
○曜日の後ろに「に」をつけなくてもいいですか。
こんにちは!
〇曜日の後ろは、基本的に「に」を入れます。
でも、文体(話す人との関係)によって、省略されることもありますよね。
「に」があるから、文がおかしくなることはないんじゃないかと思います。
なので、基本的には、「〇曜日+に」にしたらいいと思います。
はっきりと答えられなくて、すみませんm(__)m よく調べてみますね!
ご回答いただきまして、ありがとうございます。たまに「夜に」みたいの言い方があるんですが、これはなぜでしょうか。
いつ動作をしたのか、強調したいときに「夜に」を使うと思います。
「いつ行ったの?」「お昼に行ったんじゃないの?」
→「ううん、夜に 行ったよ」
つけてもつけなくてもいいですよ。
こんにちは。
先生、質問がありますが、
週末の場合、に を付けますか?
週末は というときはつけないというのは知ってますが、
週末に何をした? というときはつけますよね。
だから、ちょっとこんがらがってしまって…
ご説明お願いします。
「週末に 旅行します」→【「旅行する」のはいつですか?】を「に」を使って表します。
「週末は 旅行します」→「週末」を主題(topic)にして、週末のことを話しています^^
すごく似ていますよね。
韓国の大学で日本語を専攻している韓国人です。時間名詞とに、これが難しかったですが本当に助けになりました。ありがとうございます!
わ~!とても嬉しいコメントありがとうございます♡
これからも、少しでもお役に立てるように、がんばります!
댓글 남겨줘서 감사합니다!
일본어 공부 화이팅하세요^^