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オンライン日本語教師のちゃそです！
先日、推しのVTuver「ぽこピー」の動画を見ていて”素人”の意味について気になったんです。
狸の忍者ぽんぽこちゃんは旅が好きで、旅行の予定を決めるのに、ブログ・vlog・amazon読み放題も全部見るんだそうです！
その時、個人出版のKindleも読む話について、こんなやりとりがありました↓
素人の人？素人っていうの・・・？
素人？！
素人の人がまとめるやつ（旅行本）とか、すごいいい！PDFでまとめてる。
あれとかも全部見る！
「素人」・・・言いたいことは伝わるけど、確かに何か違和感が？
上のテロップにあるように「個人」がしっくりくるけど、どうして「素人」は違和感をおぼえるのでしょうか？
でも、はっきり言葉にして説明できない・・・！
そこで、この記事では
- 「素人」の意味
- 使い方と注意点
について調べてみました。
素人は経験や知識が乏しい人？
「素人」には「本業じゃない人」と「その仕事などについてよく知らない人、経験が浅い人」があります。
「素人（しろうと）」・・・その仕事を本業としていない人。そのことについてよく知らない人。
出典：例解新国語辞典第八版 p587
「その物事の経験がほとんどない人。または、その物事を仕事としていない人。」
参照：国語辞典ONLINE.
要するに
- その仕事を本業としていない
- その仕事の知識や経験がほとんどない人
という意味です。
知識や経験が少ないってところが、ひっかかる原因かな？
確かに、「出版・本を制作する」ことに注目すると、企業と比べて「本業としていない人」になるかもです。
でも、「旅」に注目すると、詳しくまとめてKindleで出版までしています。
じゃあ、「素人」よりは「個人」という表現の方がしっくりきそうですね！
どんな場面で使われる？
次は、使い方について見てみましょう。
SNSなどで話題「素人質問で恐縮ですが」
質問するときに、「素人がするような、その分野に詳しくない、知識が乏しい質問ですみませんが」というように、自分を謙遜する表現です。
が！実際はそうではないようですね・・・（笑）
その辺りはこちらで詳しく解説されています▼
マイナビニュース「素人質問で恐縮ですが」とは? 意味や元ネタ、使い方などをまとめて解説
「素人」と呼ばれると嫌な気分になる？
お笑い芸人さんが一般の人を「素人」と呼ぶことについて、こんな記事がありました。
芸人はお笑いのプロなのでお笑いに対して”素人”と言われるのは全然不快ではないのですが
テレビを見ている限りでは明らかにお笑いに対してではなく一般人を見下す用語として”素人”という
言葉を使っているようにしか聞こえません。
芸人はお笑いに対してプロなのですから、その場にお笑い（漫才やコントなど）が関係している状況であれば”素人”と発言するのはわかります。
しかし、芸人はお笑いがまったく関係していない状況でも”素人”という発言をします。
例えばトーク中に「こないだ街を歩いてたら素人が…」や「居酒屋で飲んでたら隣り座ってた素人が…」などと
お笑いが関係ない状況でも”素人”というのです。
街を歩いているだけの人に、なぜ上から目線で素人と言うのですか？
芸人はお笑いだけでなく通行人としてもプロなのでしょうか？
参照：Yahoo！知恵袋
実は今までそれほど気にしてなかったのですが、言葉の意味を知ると、ちょっと嫌だなと思いました
確かに、お笑いについてならわかるけど、それ以外のことで素人と呼ばれるのは良い気分じゃないかも・・・
こちらは現役保育士で育児アドバイザーなどをしている てぃ先生
“素人”には「本業じゃない人」だけじゃなく「知識・経験がほとんどない」という意味がありました。
謙遜するためや、教えを乞うために、自分のことを「素人」と言うことがあります。
でも、他の人に対して使うのは注意したほうがよさそうですね。
たとえ自分が専門家だとしても、です。
「このド素人が！！」とか言われたら嫌だ～
もちろん、これがすべてではありませんが・・・
自分に使うとき、相手に使うときは、状況をよく見て判断したいです！
まとめ：他の人に使うのは気をつけよう
“素人（しろうと）”の意味と使い方について考えてみました。
“素人”には「本業じゃない人」と「その仕事などについてよく知らない人、経験が浅い人」とありました。
「よく知らない、経験が浅い」という意味があるので、自分以外に使うときは注意が必要です。
悪口と捉えられることもあります
状況や場面に注意して使ったほうがいいね！
「ぽんぽこちゃんねる」は、ふだん何気なく使っている言葉をもう一度考えるきっかけをくれます。
楽しみながら気づきを得られる推しコンテンツです！
