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オンライン日本語教師のちゃそです🏐
『ハイキュー!!』を読んでいて、気になった表現を紹介します。
今回取り上げるのは、青葉城西のエース岩泉一のこのセリフです!
引用:『ハイキュー!!』第8巻 第67話 笑顔(古舘春一/集英社)
目の前の相手さえ見えてない奴が
その先に居る相手を倒せるもんかよ
今回は、この「~もんか」という表現に注目してみます!
- この記事で扱う日本語表現
- 【反語】~ものか(もんか)
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「~ものか(もんか)」はどんな表現?
「~ものか(もんか)」は、反語として使われる表現です。
反語とは、疑問の形を使いながら、実際には強く否定する言い方です。
「~ものか(もんか)」は、あることが起こるはずがない、できるはずがないという気持ちを強く表します。
強く否定して、自分の考えや意見を主張する言い方です。

「絶対~ない」「決して~ない」という意味ですね
例を見ましょう

A:はさみも持って行く?
B:そんなもの必要なもんか。荷物を減らすことを考えろよ。
これは「決して必要ない」という意味になります。

A:辛いよね。その気持ち、わかるよ。
B:おまえなんかに俺の気持ちがわかるもんか。
「決してわからない、絶対わからない」という意味ですね。
このように、「~もんか」は、相手の考えや発言を強く否定したいときなどに使われます。
怒りや反発など、強い感情が感じられる場面で使われやすいです。
「~もんか」は「~ものか」の話し言葉の形です。

「~ものか」は男性が使うことが多い表現なんだって
ハイキューのセリフから「~ものか(もんか)」を考える
今回取り上げるのは、青葉城西高校の岩泉一が、及川徹に言ったセリフです。
インターハイ予選、烏野高校と青葉城西高校の試合。
3セット目の終盤、及川は、烏野との試合中でありながら、意識はその先にいる因縁の相手、白鳥沢のウシワカに向いています。
そして、ウシワカ倒すことを意識しすぎて、重要な場面でサーブミスをしてしまいます。
引用:『ハイキュー!!』第8巻 第66話 “もう一回”(古舘春一/集英社)

力みすぎてしまったんだね💦
それに気が付いた岩泉が言うのがこのセリフです。
引用:『ハイキュー!!』第8巻 第66話 “もう一回”(古舘春一/集英社)
お前試合中にウシワカの顔チラついてんならブットバスからな
目の前の相手さえ見えてない奴がその先に居る相手を倒せるもんかよ

ここで「~もんか」が使われていますね
目の前の相手に集中できていないのに、その先にいる相手を倒せるはずがない!
岩泉は、及川の行動をはっきりと強く否定しています。
例えば、「倒せねーよ」と言うこともできますよね。
でも「倒せるもんかよ」と言うことで、「そんな状態で倒せるわけがないだろ」と、より強く否定する感じが出ます。
諭すのではなく、はっきりと否定して言い切る。
そんな岩泉らしい言い方にも感じられます。

岩ちゃんらしい、男らしい強気な言い方!
岩泉の言葉によって、及川が目の前の試合に意識を戻した重要な場面です!
引用:『ハイキュー!!』第8巻 第67話 笑顔(古舘春一/集英社)

大地さんもこの瞬間「ぞっ」としてるね・・・!
この岩泉の一言から、試合の行方がどうなるのかは、マンガやアニメで確認してみてください!
まとめ
ハイキューのセリフから「~ものか(もんか)」という文型を見てみました。
「~ものか(もんか)」は、「絶対~ない」「決して~ない」という意味で、何かを強く否定するときに使う表現でしたね。
岩泉の「倒せるもんかよ」には、及川の向けた意識をはっきりと強く否定する響きがあります。
遠回しに言わず、ストレートに言葉をぶつけるところも、岩泉らしいですね!
『ハイキュー!!』には、文法だけでなく、「このキャラクターがこの言い方をするからこそ、なんかいい」と思える日本語がたくさんあります。
今回の「~もんか」も、そんな表現の一つだと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
感想やお気に入りのシーンがあれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね!
引用元について
本記事で使用している画像・セリフは著作権法第32条に基づき、教育・批評を目的として引用しています。
- 作品名:『ハイキュー!!』
- 著者:古舘春一
- 出版社:集英社
- 引用巻数・話数:第8巻 第66話 “もう一回” 第67話 笑顔




