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オンライン日本語教師のちゃそです🏐
大好きな『ハイキュー!!』のセリフから日本語の表現を学ぶシリーズです!
今回は、西谷夕のセリフ「繋いでさえいれば、きっとエースが決めてくれる」を取り上げます。
作品の中でどんなふうに使われているのでしょうか?
マンガ『ハイキュー!!』のシーンとともに見ていきましょう!

今回は号泣間違いなしの西谷の名台詞、いってみよう!
- この記事でわかること
- 「繋いでさえいれば」というセリフから、西谷の覚悟と東峰への絶対的な信頼を感じ取る
- この記事で扱う日本語表現
- 文型「〜さえ…ば」
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「繋いでさえいれば、きっとエースが決めてくれる」
引用:『ハイキュー!!』第3巻 第18話 ”エースとよばれる人”(古舘春一/集英社)
鉄壁のブロック・伊達工業との試合で、エースの東峰は何度もブロックに止められ、自信を失ってしまいます。
その後、東峰は部活に来なくなってしまいます。
でも西谷は、ずっと東峰が戻ってくることを信じていました。
何度”壁”に跳ね返されたって
繋げば 繋いでさえいれば
きっとエースが決めてくれる
たとえ何度ブロックに止められても、自分がボールを繋ぐから。
そう願って放ったのがこのセリフです。
「〜さえ〜ば」ってどんな表現?
「〜さえ…ば」は、~だけあれば十分、他はいらないという気持ちを表す表現です。
「ある一つの条件が満たされれば、他のことは関係ない」という強い絞り込みのニュアンスがあります。
- お金があれば、旅行に行ける。
- → お金があることが、旅行に行ける条件になっています。
- お金さえあれば、旅行に行ける。
- → 旅行に行くのに必要な条件はお金だけ。旅行に行ける条件は、それだけでいい! 他のことは関係ない。
「さえ」がない「お金があれば」は、ただの条件文です。
「さえ」が入ることで、「それだけでいい」という強い気持ちが乗ってきます。

それ一つあったらOK!って感じだね
「~さえ…ば」の詳しい意味や使い方についてはこちらにまとめました
「繋げば」と「繋いでさえいれば」の違い
西谷のセリフをもう一度見てみます。
「繋げば 繋いでさえいれば きっとエースが決めてくれる」
ここ、同じ「繋ぐ」という言葉が2回出てきてますよね。
最初の「繋げば」、そして「繋いでさえいれば」。
繋げばきっとエースが決めてくれる
繋いでさえいればきっとエースが決めてくれる
エースが決めてくれるための「繋ぐ」という条件は、どちらの文も同じです。
でも「さえ」が加わることで、「繋ぐことだけで十分、他は何もいらない」という強さと絞り込みが出てきます。
「さえ〜ば」に込められた西谷の思い
引用:『ハイキュー!!』第3巻 第20話 ”守護神”(古舘春一/集英社)
空はスパイカーの領域。自分はそこで戦えない。
だから「繋ぐこと」がリベロとしての西谷の全てです。
何度壁に跳ね返されても、ボールを床に落とさずに繋ぎ続ける
そして繋いだ先には、東峰がいる。
東峰が決めてくれるから、自分はそこに繋ぐことに集中し全力を注ぎ、
東峰を信頼しているから、繋ぐことだけで十分と言い切れるのです。
引用:『ハイキュー!!』第3巻 第20話 ”守護神”(古舘春一/集英社)
「繋いでさえいれば、きっとエースが決めてくれる」
この言葉が表しているのは、リベロとして東峰へ繋ぐことへの覚悟と、絶対に決めてくれるという東峰への信頼です。

二人の絆、尊い!!!(´;ω;`)✨
まとめ:「さえ〜ば」は覚悟と信頼の言葉だった
西谷夕のセリフ「繋いでさえいれば、きっとエースが決めてくれる」を読み解きました!
「〜さえ〜ば」は「これだけあれば十分、他はいらない」という強い絞り込みの表現です。
「繋げば」ではなく「繋いでさえいれば」と言えるのは、東峰が必ず決めてくれると疑わない信頼があるから。
「~さえ~ば」を知ると、西谷の覚悟と東峰への思いが見えてきますね!
最後まで読んでくれてありがとうございます!
感想やお気に入りのシーンがあれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね!
この記事を書くために使ったもの紹介
引用元について
本記事で使用している画像・セリフは著作権法第32条に基づき、教育・批評を目的として引用しています。
- 作品名:『ハイキュー!!』
- 著者:古舘春一
- 出版社:集英社
- 引用巻数・話数:第3巻 第18話 ”エースとよばれる人” 第20話”守護神”


