自動詞と他動詞ってどう違うの?基本をゆるっと理解しよう

広告

自動詞と他動詞ってどう違うの?基本をゆるっと理解しよう
お悩みちゃん
お悩みちゃん

自動詞と他動詞って何が違うの?ドアを開ける、ドアが開く・・・
人がやったことは他動詞?物の状態は自動詞?んーよくわからない!

オンライン日本語教師のちゃそです!

日本語の自動詞・他動詞、どうやって区別していますか?

なんとなくわかっているようで、いざ説明しようとするとうまく言葉にできない。

私は正直、長年悩んでいました。

そんなモヤモヤをゆるっと整理してみようと思います!


この記事では「開ける・開く」「つける・つく」のような、自他ペアがある動詞を中心に解説します。

ペアがない動詞(歩く・行く/書く・読む)については👉別記事で紹介予定です。

ちゃそ
ちゃそ

自動詞・他動詞をさらっと一緒に把握してみましょう!



自動詞・他動詞ってそもそも何?

※ここでは「開く―開ける」「つくーつける」のような自動詞と他動詞のペアがある動詞を例に説明します。

  • 他動詞:他の対象に働きかける動作を表す動詞
  • 自動詞:動作の対象を必要としない動詞

たとえばこの2つの文を見てください。

・田中さんがドアをあける

・ドアがあく

「ドアをあける」の方は、「ドアを」という対象を表す語があります。(他動詞)

「ドアがあく」 は、ドア自体の動きを表しています。(自動詞)

お悩みちゃん
お悩みちゃん

他動詞には動作の対象があるんだね

ポイント

他動詞では動作の対象に「〜を」を使うことが多いです。(例:ドア開ける、電気つける)

自動詞では「〜が」を使います。(例:ドア開く、電気つく)




自動詞・他動詞のペアを見てみよう

自動詞と他動詞のペアがある場合、どこに焦点を合わせるかで使い分けます。

  • 他動詞:「人(など)が何かをする」
  • 自動詞:「ものがこうなる」に焦点→「ドアが開いた」

「田中さんがドアをあけた(他動詞)」なら、田中さんがドアをどうしたのかについて

「ドアがあいた(自動詞)」なら、ドアがどうなったかについて焦点があります。




他のペアを見てみましょう。

他動詞(~を)自動詞(~が)
ドアを開けるドアが開く
電気をつける電気がつく
電気を消す電気が消える
窓を閉める窓が閉まる
花瓶を割る花瓶が割れる

どれも、左側(他動詞)は「人が何かをする」、右側(自動詞)は「ものがどうなる」という形になっていますね。


なお、ペアがない動詞もあります。詳しくは👉別記事で紹介予定です




自動詞・他動詞と、意志・無意志の関係

お悩みちゃん
お悩みちゃん

「ドアをあける」は「開けようと思って開ける」から意志があるよね?
他動詞=意志動詞で、自動詞=無意志動詞なんですか?

自動詞・他動詞ペアがある自動詞は無意志動詞他動詞は意志動詞になるものが多いです。

「電気がつく」「窓が閉まる」は、だれかがスイッチを押したり窓を閉めたりしたとしても、電気や窓の変化に注目した表現です。

そこには「電気や窓の意志」はありませんよね。

お悩みくん
お悩みくん

だから、自他ペアは、無意志・意志のペアになりやすいんだね!


ただし「自動詞=無意志動詞」「他動詞=意志動詞」というわけではありません!

全てが当てはまるわけではないことも、頭にいれておきましょう

このあたりの話は別の記事でくわしく紹介する予定です。👉



学習者がまちがえやすい例

自動詞・他動詞の使い分けは、学習者がよく混同してしまうポイントです。

どうしてダメなのか、一緒に考えてみましょう!


①「もの」が主語なのに他動詞を使ってしまう

❌ 11月にコースが始めました

✅ 11月にコースが始まりました

なぜ「始めました」はダメなのでしょうか?

お悩みちゃん
お悩みちゃん

コースは何かをするわけじゃないから、自動詞を使うよね?

「コース」は動作をしないものなので、「ものがこうなる」を表す自動詞「始まる」が正しいです。

「始める」は「先生がコースを始めた」のように、人が何かをするときに使います。




②「人が何かをする」場面なのに自動詞を使ってしまう

❌ 親が息子を大切に育ってきた。

✅ 親が息子を大切に育ててきた。

なぜ「育ってきた」はダメなのでしょうか?

お悩みくん
お悩みくん

親が息子をどうしたか(親が息子に働きかけている文)という話だから、他動詞を使うよね?

「親」が「息子」に働きかけている文なので、他動詞「育てる」が正しいです。

「育つ」は「子供が育つ」のように「何がこうなる」に焦点を当てるときに使います。



※自動詞・他動詞の選び方を間違えたというより、自動詞他動詞のペアは形が似ているせいで

どちらがどちらかわからなくなったから間違えたということも多いはずです。


教え方のポイントについてはこちらで詳しく紹介する予定です☞




まとめ

この記事では、自他ペアがある動詞を中心に、自動詞・他動詞の基本を整理しました。

  • 他動詞:「人(など)が何かをする」に注目
  • 自動詞:「ものがどうなる」に注目

自動詞・他動詞は、教師も説明に悩みやすいもののひとつですよね。

ちゃそ
ちゃそ

英語の自動詞・他動詞ともまたちょっと違うので、同じように考えると混乱してしまいます…


ひとまずは、「人に注目するか、ものに注目するか」というシンプルな視点で、わかりやすくなると思います。


今回はまず基本として自動詞と他動詞のペアのある動詞を中心に解説しました。

が!それだけでは語り尽くせないのが自動詞と他動詞ですよね・・・

今日説明したものに当てはまらいものもあります💦



わたしもまだまだ勉強中ですので、これから一緒に詳しくなっていきましょう!



最後まで読んでくれてありがとうございます!

この記事を書くために使ったもの紹介

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA