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オンライン日本語教師のちゃそです！
オンライン日本語教師を始める時って、いろいろわからなくて不安ですよね。
- 学生が集まるか心配
- どんな授業をすればいいか不安
- 英語があまりできなくて不安
今はネットさえ繋がれば、いろんな国の人に日本語を教えられます。
これはオンライン日本語教師の仕事の大きな魅力です！
ですが、実は同時に多国籍の方に教えるのはけっこう大変なんです。
国によって言語の構造が似ていたり、大きく違ったりします。
授業準備をする時、毎回いろんな国に合わせるのは大変です。
ということは当然、一つの国に絞ったほうがやりやすいです。
この記事では、中国に絞ったオンライン日本語教師の良さについて解説します。
中国人向けの現役オンライン日本語教師の経験をふまえて、詳しく解説します！
中国人向けオンライン日本語教師がおススメな理由は大きく分けて３つです。
- 学習者が多い＝働くチャンスが多い
- 教えやすい
- サポートが充実している
詳しくみていきましょう。
日本語学習者が多い
中国には日本語を勉強している人＝日本語学習者がとても多いんです。
そもそも中国は人口が多いです。
その上で日本語教育が盛んなんです。
ということは、教師の需要も他の国と比べると高いです！
アニメやドラマが好きで勉強している人もいれば、受験のために頑張っている人もいます。
例えば、中国の大学受験「高考」について考えてみましょう！
中国の「高考」：いわゆる大学入学共通テストでは、日本語が選択できます。
その影響で日本語を勉強する人がいます。
- 高考を受けるための高校生
- その高校生を教える中国人教師
- 受験が終わっても、引き続き日本語を学びたい大学生
入試関連だけでも、こんなに学習する人たちがいるのです。
授業できるチャンスが大きくなります！
漢字を一から教える必要がない
漢字を一から教えることも学ぶことも、とても大変なことです。
ご存じの通り、中国は漢字圏です。
漢字を書けば伝わる言葉もたくさんあります。
もしあなたが海外で道に迷ってるとします。
文字しかない道案内の表記が漢字（中国語）ならどうですか？
知っている漢字を見て推測しようと頑張るかな？
でも、全く知らない文字ならどうでしょう。
推測することすら難しいかもしれません。
私たちがアラビア語と中国語を学ぶのとでは、最初の取り組みやすさが違うと思います。
実際には中国人だって音読み訓読みや、ひらがなカタカナで苦戦することがあります。
それでも、何か大きな共通点があるというのはお互いに負担が減ります。
全て通じるわけじゃないですが、共通点は多い方が教えるハードルが低いです
会話授業がメイン
日本語ネイティブ教師は、多くは会話授業を担当します。
会話授業は、文法や試験対策の授業より普段の生活の知識が役に立つと思っています（私は！）
では、会話授業は何をするのか考えてみましょう。
- 会話目標を達成できるように、会話練習する
- 文法を解説するより、自然な表現を伝える
- 誤解されそうなイントネーションやアクセントなら調整する
細かい使い分けや文法解説より、【会話する】ことに重きを置いています。
複雑な文法や語彙は、中国語で習った方が理解が早いです
専門的な文法知識より『日本人なら、こんな時どう話すのかを知りたい』人が多いです。
日本語ネイティブというだけで、少し価値ある存在になれるのです。
あなたの今までの人生や、普段の生活が授業に役立つ可能性があります。
なので、文法や試験対策クラスに比べると始めやすいといえます！
もちろん、ただおしゃべりすればOKというわけじゃないです！
でも、楽しく会話ができるスキルはメリットになります！
中国人に限定した授業ができる
中国人が難しいと感じることや、間違いやすいことにフォーカスできます。
学生はほぼ中国人なので、どうしても伝わりにくいところは中国語を使うこともできます。
もし、これが多国籍の学生さんならどうでしょうか。
それぞれの国の言語や文化について調べるので、時間がかかります。
中国にだけターゲットを絞れば、範囲が狭まります。
その分、授業も準備もやりやすくなります！
日本語を勉強している中国人が多いからこそ、参考にできる資料も多いです。
例えば個人的におすすめな教科書「ニューシステムによる日本語」は中国語訳もあります。
ほかにも、中国語訳を載せて文法を解説しているブログも多いです。
中国語訳があるブログ＞＞毎日のんびり日本語教師
準備する範囲が狭いほど、一つ一つを深く掘り下げたり、他のことに時間を回せたりします
教師に対して親切
まず、中国の人は優しい人が多いです。
日中関係のことは色々ありますが、１対１だと親切で丁寧な方がたくさんいます。
特に教師を敬う文化があるので、敬意を示してくれます。
中国では「教师节」という「教師の日」があります。
その日は学生さんが「いつもありがとうございます」とわざわざ伝えてくれます！
もちろん普段から、教師を敬ってくれると感じています。
中国人の教師についての興味深い記事がありました！
詳しくはこちらをどうぞ▼
日本語教師のいろはにほへと～中国の大学編～
チャイニーズドットコム中国語教室｜中国の良い文化・先生への敬意
私はオンライン日本語教師は「教師」というより学習パートナーだと考えています。
「教師ヅラ」をしないことに、学生さんたちは感激してくれることさえあります。
お互いに良い関係を築きやすいと思っています！
日本語でのサポートが充実
中国は、日本語ができる人が多いです。
私が働いているプラットフォームでは、日本語が流暢な中国人が対応してくれます。
- 授業中のトラブル
- 授業や学生についての質問・相談
- スケジュールについて
すべて日本語で対応してくれています。
トラブルが起きた時、英語でやりとりをするプラットフォームもあります。
私は英語が得意じゃないし、中国語もできません。
それに授業中にトラブルが発生した時って、とても焦るんです。
日本語でもどうやって伝えようかとてんやわんやします（笑）
そんな時、日本語でのサポートが充実しているとかなり救われます！
そんな手厚いサポートのプラットフォームについてはこちらをご覧ください▼
まとめ：まずはターゲットを絞ろう！
オンライン日本語教師を始めるなら中国人向けをおすすめします。
働くチャンスの多さ、教えやすさ、働きやすさが理由です。
- 日本語学習者が多い
- 漢字を一から教える必要がない
- 会話授業がメイン
- 中国人に限定した授業準備ができる
- 教師にとても親切
- 日本語でのサポートが充実
もちろん大変なこともあります。
勉強が必要なことも多いです。
不安なことが多い中始めるなら、まずはターゲットを絞ってみるといいと思います！
そうすれば範囲が狭まって、必要なことが見えてきやすいです。
まずは狭く深く始めてみるのがおすすめです！
