日本語教育の動詞活用まとめ:基本の活用形6つをグループごとに紹介します

広告

日本語教育の動詞活用まとめ:基本の活用形6つをグループごとに紹介します
お悩みちゃん
お悩みちゃん

日本語を教えるとき、動詞の活用について聞かれました。
いい覚えかたはありますか?
シンプルにまとまった表があればいいな…


こんにちは!オンライン日本語教師のちゃそです。

日本語を勉強している人にとって大変なことの一つに動詞の活用がありますよね。

その都度覚えるのもいいですが、できればシンプルに、一気に理解できると楽ですよね。

この記事では動詞の活用を、よく使う6つの活用形

  1. ない形
  2. ます形
  3. 辞書形
  4. ば形(条件形)
  5. 意向形(意志形/よう形)
  6. て形

を使って紹介します。

シンプルに整理して、質問があればすぐに答えられるようにしちゃいましょう!

動詞のグループ分けについてはこちらの記事にまとめています↓


1グループ動詞の活用

”あいうえお” と活用します。

ない 行ます い 行ば 行う のようにです。

1グループ活用

て形は動詞によって変わります。

1グループ動詞のて形

辞書形が〇で終わる


うつる⇒って:「会う、待つ、帰る」⇒「会って、待って、帰って」

むぶぬ⇒んで:「飲む、遊ぶ、死ぬ」⇒「飲んで、遊んで、死んで」

す⇒して:「話す」⇒「話して」

く⇒いて:「書く」⇒「書いて」 

ぐ⇒いで:「泳ぐ」⇒「泳いで」

※例外 :「行く」⇒「行って」


こちらに詳しくまとめます⇒1グループ動詞て形のルール(準備中)



2グループ動詞の活用

2グループ活用説明

1グループに比べると、簡単ですね!

「食べる」なら、語幹【食べ】に「~ない、~ます、~る、~れば、~よう、~て」をつければOK。

2グループ活用
ちゃそ
ちゃそ

小学生キッズの授業中に、二人で「たべたべたべたべたべたべ!♪」と連呼したのもいい思い出です♡(笑)



3グループの活用

これは、不規則なので覚えましょう!

3グループ活用説明

「する」は辞書形とば形のみ「す」、あとは「し」です。

「くる」は「こーきーくーくーこーき」とリズムよく唱えてもいいかもですね!


活用はまとめて伝えたほうがいい?

個人的には質問されたときや、復習するときにまとめて伝えれらるといいなと思います。

わかってるよ!って方も多いと思いますがこの活用、私たちが中学時代国語で習った動詞の活用ですよね。

1グループは五段活用、2グループは上一段活用、下一段活用、3グループはサ行変格活用、か行変格活用

ちゃそ
ちゃそ

そのときは未然形、連用形、終止形などの用語を使っていましたが…

ですが、日本語を教えるときには活用をまとめて教えないことも多いんです。

授業で導入する都度、活用形を確認するのもいいと思います。

ですが、”自然に口から出てくるぐらいまで覚える”には、やはりよく使うものはまとめて提示された方が覚えやすそうですよね。


私の生徒さんで中級以上の方でも、この活用を伝えると「知らなかった!」と驚き喜んでくれることも多いです。

最初のうちに練習しておければ楽だと思うんですが、カリキュラムの関係などで難しいこともありますよね。


質問されたときにサッと紹介できるように、私たち教師の頭の中を整理しておけるといいですね♪


ちなみに、今回参考にした「ニューシステムによる日本語」では、最初の方で動詞の活用ルールをしっかり伝えて覚える流れになっています。

ちゃそ
ちゃそ

私も使ってみようと思ったのですが、授業準備がうまくいかず断念しました・・・。

動詞の活用のほかにも、助詞や文法についてもすっきりまとめられています。

文型や動詞の活用ルールに着目して授業したい方には便利だと思います

created by Rinker
¥1,870 (2024/11/20 17:13:04時点 Amazon調べ-詳細)


著者の方のYouTubeチャンネルでも詳しく紹介されています



まとめ:動詞の活用はシンプルに伝えよう!

よく使う動詞の活用形について、グループごとに紹介しました。

教えるためには、まずは教師が理解していることが大前提ですよね。

ちゃそ
ちゃそ

お恥ずかしながら、オンライン教師になるまでは私の頭の中も混乱していました…

シンプルに伝えられるように、備えておこうと思います

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA