格助詞って何?【日本語教師の基礎】

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格助詞って何?【日本語教師の基礎】
お悩みちゃん
お悩みちゃん

「格助詞」って大事なんですよね?なぜですか?
そもそも、「格助詞」って何ですか?教えてください

オンライン日本語教師のちゃそです!


日本語学習者がつまずきやすいのが、「助詞」ですよね。

でも、普段あまり意識しないで使っているので、いざ説明しようとすると戸惑ってしまうことがありますよね。



今回は、助詞の中でも重要な、格助詞について。


格助詞はどんな役割があるんでしょうか?どんなものがあるんでしょうか?



さっそくみていきましょう!




格助詞って何?

いきなりですが、穴埋めをしてみましょう!

__には、どんなことばが入りますか?

10時__駅__友だち__会います。

お悩みちゃん
お悩みちゃん

「10時に駅で友だちと会います。」かな?

そうですね。

では「に」「で」「と」は何を表しているのでしょうか?

<10時> に + 会います

<駅>  で + 会います        

<友だち> と + 会います

このように、格助詞は名詞につきます。


「10時に」「駅で」「友だちと」とすることで、

「いつ会うのか」「どこで会うのか」「誰と会うのか」がわかります。


このように格助詞をつけることで、それぞれの名詞が、述語の『会います』とどう関係しているのかがわかります。

<いつ(何時)>に + 会います

<どこ>で + 会います

<誰>と + 会います

ポイント

  1. 格助詞は名詞につく
  2. 述語との意味関係を表す





格助詞はなぜ必要?

格助詞は、名詞と述語との意味関係を示すものだといいましたね。

お悩みちゃん
お悩みちゃん

でも、格助詞ってそんなに重要なの?

じゃあ、次の文を見てください。

__には、何が入りますか?

先生__学生__日本語__教えました。

お悩みちゃん
お悩みちゃん

わかるよ~!『先生が学生に日本語を教えた』でしょ?


そうですね。それも正解です!

じゃあ、「が」と「に」を入れ換えてみたらどうなるでしょう?

① 先生が学生に日本語を教えました。

② 先生に学生が日本語を教えました。

お悩みちゃん
お悩みちゃん

あらま!違う場面の文になっちゃった!


同じ「先生」「学生」「日本語」「教えました」でも、格助詞を入れ換えると、文の意味が変わります。

①では、先生が日本語を教えています。

②では、学生が日本語を教えています。

お悩みくん
お悩みくん

格助詞を一つ変えるだけで、意味が変わってしまうんだね!


つまり、格助詞があることで、それぞれの名詞と述語との関係を、文の中ではっきり示すことができます。

格助詞は、文の意味を正確に伝えるための大切な手がかりなんです。




日本語では格助詞が大事|英語と比べてみよう

ここで、英語と比べてみましょう。

※私は英語があまり得意ではないので、間違いがあれば教えてください(m´・ω・`)m

まず、英語の文を見てみます。

Tom eats an apple.

お悩みちゃん
お悩みちゃん

トムがリンゴを食べる…🍎

英語では、学生時代にSVOやSVOCなどの文型を習いましたよね。

このように、語順が「誰が何をするのか」を読み取る大きな手がかりになります。



一方、日本語ではどうでしょう?

①妹が ケーキを 買ってきた。

②ケーキを 妹が 買ってきた。

お悩みちゃん
お悩みちゃん

どっちも同じ意味だし、どっちでもいいんじゃないかな?

文脈によって自然さは変わりますが、語順を変えても大丈夫ですよね。

(日本語は大事なことが後ろにきやすいという性質はありますが)

お悩みくん
お悩みくん

日本語は、語順をある程度自由に変えることができるんだね!

英語では語順が大きな手がかりになりますが、日本語では格助詞が大きな手がかりになるということです。

ちゃそ
ちゃそ

言語によって、文の幹が異なるということですね✨

ポイント

日本語は語順を比較的自由に変えられる。

その理由は「格助詞」があるから。




日本語の格助詞は9つ

ここまでは格助詞の役割と、重要さについてみてきました。

ここからは、格助詞の種類について大まかに確認しましょう


日本語の格助詞は、次の9つです。

が・を・に・へ・と・から・より・まで・で

お悩みちゃん
お悩みちゃん

呪文みたいに暗記してしまおう🧚‍♀️


格助詞によってはいくつかの意味があります。

ここでは、9つの格助詞について、代表的な使い方をまとめました↓

格助詞例
が私が行きます。
をご飯を食べます。
に学校に行きます。
へ日本へ行きます。
と友だちと話します。
から9時から働きます。
よりこれより大きいです。
まで5時まで働きます。
で電車で行きます。
お悩みくん
お悩みくん

たくさんあるけど、よく使うものばかりだよね


ちなみに、「は」は格助詞ではありません。

ちゃそ
ちゃそ

「は」と「が」の違いはよく話題になりますよね

「は」と「が」の違いについては、こちらの記事でふれています↓




まとめ:格助詞は日本語を読み解く手がかり

今回は、格助詞について見てきました。

  • 格助詞は、名詞と述語との関係を示すもの
  • 格助詞は、文の意味を正確に伝えるための大切な手がかり
  • 日本語の格助詞は、「が・を・に・へ・と・から・より・まで・で」の9つ



格助詞によってはいくつかの使い方があります。

それぞれの使い方については、別の記事で紹介予定です




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私もまだまだ勉強中です!よかったら一緒にがんばりましょう♪



最後まで読んでくれてありがとうございます!

この記事を書くのに参考にしたもの


日本語を教える際に、文法について詳しくしりたい↓


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