
日本語教師になるための資格を通信講座でとりたいです。
忙しいので、自分のペースで空いた時間に勉強したいです。
でも検定試験は難しいと聞くし、独学で勉強するのはちょっと不安です。
なにかいい方法はありませんか?
こんな疑問にこたえます。
本記事の内容
- 通信講座で目指せる資格とは
- 通信講座の内容【養成講座420時間との比較】
- 失敗しない!通信講座の選び方
本記事の信頼性
- 2012年日本語教師養成講座420時間修了
- 日本語教育能力検定試験 合格
- 現役オンライン日本語教師
2011年に日本語教育能力検定試験に合格し、2012年に養成講座420時間を修了しています。
2012年と2018年に台湾で計2年の日本語教師経験があります。
2019年5月から中国系のオンライン日本語学校で講師を始めて、現在約1年です。
日本語教師の資格を通信講座で始めたい方に
通信講座のメリットと、失敗しない講座の選びかたをお伝えします。
Contents
通信講座で目指せる日本語教師の資格とは?【通信講座のメリットも解説】
通信講座では、日本語能力検定試験に合格することを目指します。
まず、日本語教師になるために、特に資格はありません。
しかし、ほとんどの日本語学校では、以下の3つのどれかに当てはまる必要があります。
- 大学で日本語教育を専攻または副専攻
- 日本語教師養成講座を420時間 修了
- 日本語教育能力検定試験に合格
この中で通信講座のみで目指せるのは、検定試験の合格だけです。
大学で日本語教育を専攻すれば、専門的な知識をじっくりと学ぶことができます。
しかし、その分お金と時間がかかります。
日本語教師養成講座420時間は、通信講座だけでは修了できません。
実践的な科目はどうしても通学しなければなりません。
1年で修了するとしても、そのうち約半分は通学しなければなりません。
残念ながら地方ではあまり校舎がなく、通いにくいのが現状です。
また、開校日が決まっているので
時期によっては、すぐに始めることができません。
通信講座のみで勉強するには、
- 日本語教師としての知識を学びながら
- 検定試験対策をして
- 検定試験に合格する
という流れになります。
- 自分のペースで進められる
- 空いた時間を上手く活用することができる
- 場所を選ばずに勉強できる
- いつからでも始められる
というメリットがあります。
通信講座でいつからでも、検定試験合格を目指すことができます。
通信講座は何をするの?【養成講座420時間との比較】
通信講座の内容と費用、受講期間を見て行きましょう。
通信講座の内容は?【期間と費用】
- 内容:日本語教育能力検定試験対策+日本語の教え方
- 受講期間:半年~1年ぐらい(※最短3~4か月!)
- 費用:10万円~15万円前後
通信講座 | 日本語教師養成講座420時間 | |
受講期間 | 半年~1年 (※最短3か月も可能!) |
半年~1年 |
場所 | どこでも | 講座を実施している学校へ通学が必要 |
時間 | いつでも | (実践科目は)開講日のみ |
費用 | 10~15万円 | 60万円前後 |
通信講座は、日本語教師として必要な知識+検定試験対策が主です。
検定の合格率は23%前後で、割と難関です。
また、出題範囲も広いので、独学より通信講座を利用するのがおすすめです。
受講期間は半年~1年ですが、その気になれば3~4か月で終えることもできます。
場所や時間を選ばないので、自分でペース調節ができるからですね。
また、値段も養成講座420時間に比べればリーズナブルと言えます。
養成講座420時間は60万円前後です。
通信講座は10万~15万円です。
日本語教育能力検定試験に合格しやすい?【検定試験のチカラ】
実は養成講座420時間を修了した人より、通信講座を受講した人の方が
検定試験の合格率がやや高いという結果があります。
420時間の養成講座を受講中は、実践科目の準備などで忙しく、
検定対策に十分に集中できないという声を、私の周りでも多く聞きました。
その分通信講座であれば、検定試験対策に集中できるでしょう。
そして、検定試験を合格していれば、実はかなり就職に有利になります。
日本語教師といえど、立場としては「教師」になるわけですから、
大学卒業を条件にしている学校も多いです。
でも、もしあなたが大学卒業をしていなくても大丈夫です!
日本語教育能力検定試験に合格していれば、大学卒業を問われない場合があります!
それだけ専門性が認められた検定試験なのです。
通信で効率よく、勉強するのがよさそうですね!
失敗しない!通信講座の選び方
では、実際に通信講座を選んでいきましょう!
通信講座を選ぶ時のポイント
- 合格実績があるもの
- しっかりサポートしてくれる(わからない時、質問ができる)
- 就職サポート付き
通信講座を選ぶ1番のポイントは、検定試験の合格率です。
いくら安くても、合格実績がなければ時間の無駄になってしまいます。
また、サポートがあるかどうかも重要です。
基本は自分で勉強を進めていくので、わからないことが出てきます。
そんな時、一人で悩むより質問できたほうがいいですよね!
そして、就職サポートは必須です!
せっかく資格を取ったのに、就職につながらなければ意味がありません。
求人の探し方や就職のサポートまでが、講座のコンテンツだと思ってください。
おすすめの通信講座【NAFL日本語教師養成プログラム】
おすすめの講座は、アルクのNAFL(ナフル)日本語教師養成プログラムです!

NAFLをおすすめする理由は3つあります。
- 受講者数・合格率が高い
- 日本語教育関連の書籍を多く扱っている
- サポートが充実している
1.NAFL修了生は検定試験を受験した人の66.3%*が合格するという、
平均の約2.8倍近い合格率となっています。(*2017年および2019年アルク調べ)

かなり高い合格率ですね
2.また、NAFLの講座をしている株式会社アルクは、
多くの日本語教育に関する本を出版しています。
私も実際の授業のために、アルクの本を使っています!

アルクの日本語教育に関する本
日本語教育について深い知識のある講座だからこそ、
合格率が高いことも納得できますね!
3.さらに、NAFLではサポートが充実しています。
- 学習サポート
- 就職サポート
学習サポートでは、わからないことを学習コーチに質問できます。
学習の進捗状況を管理できるウェブシステムなど、オンラインの学習サポートが充実しています。
就職サポートでは、就職サポートセミナーを開催しています。
求人情報の収集方法、面接対策などもあるとのことです!

さらにNAFLには2つの大きな特典があります!
- スマホやタブレットでも勉強できる
- 試験まるごと体験がある
スマホやタブレットで勉強できるので、移動中や空き時間に
いつでもどこでも学習することができます。
さらに「試験まるごと体験」という、当日と同じスケジュールの模擬試験があります。
日本語教育能力検定試験は、9:00~16:40までと1日がかりの試験です。
家で実際のように試験練習をしようとしても、なかなか難しいです。
試験まるごと体験があれば、当日の緊張を和らげることができそうですね!
<検定合格率66.3%>「NAFL日本語教師養成プログラム」
まとめ:自分のペースで学習できる通信講座を選ぼう!
通信講座で日本語教師の資格をとるには
日本語教育能力検定試験の合格を目指すことです。
通信講座の選び方
①合格実績があるもの
②しっかりサポートしてくれる(わからない時、質問ができる)
②就職サポートがついている
自分に合った勉強方法を見つけて、検定試験合格を達成しましょう!