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中国人向けオンライン日本語教師を始めました。
次の予約がなかなか入りません。
リピート予約してもらうにはどうすればいいでしょうか。
コツがあれば教えてください!
リピート予約は、新規で予約してもらうよりはるかに楽です!
私の授業は8割以上がリピーターさんです!
初対面の人より一度しゃべったことがある人のほうが、次に会うハードルが下がりますよね!
一度授業が入ったら、絶対リピートしてもらう!という気持ちで臨みましょう。
また、毎回リピートされなくても、数回に1回選ばれれば充分です。
いろんな先生と話したい学生さんもいますからね^^
1年ぐらい空いたけど、また戻ってきてくれた人もいます。
今回は、リピートしてもらうために実際にやっていることを5つご紹介します!
- 話しやすい雰囲気づくり
- 相手のことを知る
- 授業準備をしっかりする
- 定期的に予約枠を空ける
- 最後は運に任せる!
「あの先生、また予約してみようかな!」と選択肢に入ることが最初の目標です。
では詳しく解説します。
①話しやすい雰囲気づくり
楽しかった!またこの人と話したい!と思ってもらうのが目標です。
そのためには、明るい印象やリラックスしてもらえる空気を作りましょう。
中国も日本と同じで、間違えることを恐れる人が多いです。
間違えないように言わなきゃ!って思うと話せなくなるよね・・・
そんな時に「間違えても大丈夫」「とりあえず話してみよう」と思える雰囲気を作りたいです。
明るく接する
教師が優しそうなら「とりあえず話してみよう」と思います。
日本人同士でも、相手がだるそうにしてたら「何か面白いこと言わなきゃ!話ふらなきゃ!」って焦りませんか?
まずは、ゆっくりでいいから話してみてね!と伝えましょう。
相手の言ったことを広げたり、明るく相づちを打ったり、相手が考える時間を充分に与えてください。
プレッシャーを感じると、余計に言葉が出てこなくなる人もいます。
威圧感だけはださないように気をつけましょう。
ミスを直すタイミング(フィードバック)に気をつける
ミスが多いと気になります。
授業を受けるからには日本語が上達してほしいので、厳しくしたい気持ちはわかります。
「全部直してあげなきゃ!」って思うかもしれません。
でも、一気にアレコレ言われても全部覚えられません。
あれもこれも意識しすぎて、最悪話せなくなっちゃいます。
話が理解できるなら、正しい表現で言い換えながらまずは相づちを打ってみてください。
例えば
学生:「昨日買ったの本がおもしろかったです」
先生:「へ~、昨日買った本がおもしろかったんですね。どんな本ですか?」
そして、会話の区切りがついた時にミスを伝えましょう。
これだけで自分でミスに気付くこともありますよ
誤用が多い場合は、意味が変わってしまうような重大なものから伝えましょう。
私は良くないタイミングでフィードバックしすぎて、学生さんが別の先生に移ってしまいました。
自信をなくさないように伝えるタイミングや量の調整が大切です。
予習復習ができていなくても、とがめない
予習復習はしていないのがスタンダードぐらいに思いましょう。
もちろん、やってきてほしいです。
ですが、中国人向けオンライン授業の学生はほとんどが大学生や社会人です。
仕事が忙しい時もあります。勉強が忙しい時もあります。
そんな中で時間を作って授業を受けてくれています。
みなさん大人です。好きでサボっているわけではないはずです。
予習・復習してなくても、強くとがめないでください。
こちらから助け船を出して、会話できるように進めましょう。
え?それって意味あるの・・・?
まずは勉強を続けてもらうことが大事!
私の考えですが、まずは勉強を続けること・日本語を嫌いにならないことが先決だと思っています。
ですが、放置したらどんどん難しくなって困ると思います。
とがめはしませんが、代わりに効果的な勉強法があれば伝えてみましょう。
「予習してこなかったからできないですね。ダメですね」じゃなくて、「動詞の活用をもう一度確認してみましょう」と言ってみます。
相手が苦手な部分をちゃんとわかってもらえるように、促すといいと思います。
「予習復習してください!」としつこく言わなくてもいいです。
他の言い方や伝え方で、何をすればいいかを明確に伝えればいいと思います。
②相手のことを知る
相手のことを知って、信頼関係を作りましょう。
その方が話しやすくなるし、リピートしてもらえます。
- ニーズを探る
- 情報を集める
- ちゃんと聞いているとアピールをする
学生のニーズを探る
まずはどんな目的で授業を受けているかを聞きましょう。
趣味で勉強しているならアニメやドラマが好きかもしれません。
仕事のためなら、もっと敬語表現や丁寧な言い方を練習したいかもしれません。
仕事で使うために勉強しているのに、ずっとアニメの話をされても困りますよね。
敬語をやりたいと思っているのに「普通体(ため口)をもっと練習しましょう!」と言われたら嫌です。
ニーズに合った授業をできるように努力しましょう!
学生の情報を集めておく
情報を集めは、会話を広げるのに有効です。
例えば食べ物の好き嫌いを知っていれば、食事がテーマの授業で使えるかもしれません。
化粧品に興味があるなら、どこのブランドが好きかなど話せます。
知らないことより、自分の知っていることや興味があることの方が話しやすいです。
私たちも、知らないことや興味がないことは日本語でも話しにくいですよね。
「あなたの話に興味がありますよ」アピールをする
さらに、あなたに興味をもっていますよアピールをしましょう。(変な意味じゃなくて)
どういうことかというと、相手が言ったことを覚えておきましょう。
それを、また後の授業で出してみましょう。
例えば
「先週〇〇に行くって言ってたけど、どうでしたか?」とか
「〇〇のアニメ・歌・ドラマがおススメって言ってましたよね。私も見ましたよ!」とか
ちょっとしたことをメモして覚えておきましょう。
暗記しなくても、授業前・中にメモを見ながら話せばOKです!
「あ、この先生、前に話したこと覚えててくれてるな」と信頼されます。
日本人同士でも、いつも同じ質問ばかりされたら「前も言ったのに。人の話きいてないのか?」ってなりませんか?
人は自分の話をちゃんと聞いてくれる人に好感を持ちます。
人として好感を持てた方が、話がはずみますよね。
そのほうが会話も楽しいです。
仲良くなって信頼されれば、もちろんリピートされやすくなります。
もっと会話を広げたいなら、こちらの記事をご覧ください▼
③授業準備をしっかりする
学生と仲良くなれば会話も盛り上がります。
ただ、日本語の授業ですから、楽しいだけではちょっと物足りないです。
ちょっと難しい質問に対して、いつも「わからない」で答えたら、教師としての信用がなくなります。
でも、日本語難しいし・・・どうすればいいの?
そんな人こそ、日本語教育を学んでしっかり授業準備をしましょう!
文型の使い方や違いを質問されたら、答えられるように勉強しましょう。
オンライン授業のいい所は、すぐにググれるところです!
私も使っているおすすめのサイトはこちらです▼
「この先生はちゃんと知識あるな/真面目に授業してくれてるな/頼れるな!」+「そして楽しい!」が重なれば最高です!
④定期的に予約枠を空ける
いくらリピートしたくても、先生の予約枠が空いていなければ予約できません!
毎週〇曜日に勉強した!毎日夜勉強したい!と習慣づけて勉強したい人が多いです。
そんな時いつも枠が空いていなければ、自然と他の先生に移っちゃいますよね。
最初は空いている時間の予約枠は全部OPENにするぐらいのつもりでいきましょう!
もちろん、無理はしないでくださいね!
でも、小さなチャンスでも逃さないようにしたいです!
⑤最後は運にまかせる!
①~④までやったなら、最後は運に身を任せましょう。
ばかばかしいかもしれませんが、運も大事です。
「偶然先生の予約枠が空いていた!」って理由で予約する学生もいます。
たままた学生さんと趣味が同じで意気投合したとか
たまたま担当した授業が自分の得意分野で、良い先生だ!と感動されたとか
何が起きるかわかないのがオンラインです。笑
運が良い人っていうのは、行動している人です。
行動していなかったらチャンスはめぐって来ません!
極端な話ですが、宝くじを買うという行動をしなければ宝くじが当たることはありません。
①~④をやってみて、チャンスはいつでもウェルカムですよ~!って状態にしておきましょう!
まとめ:リピート予約こそがオンライン日本語教師の生命線!
リピーターを増やすためにやっていることを紹介しました。
何事もやってみないと始まりません。
オンライン語学スクールの多くは、1回1回の授業で違う教師を選ぶことができます。
たくさんの教師がいる中で、選ばれるのは大変かもしれません。
一度授業をしたら「絶対次も予約してもらうぞ!」という気持ちで取り組みましょう。
信頼を得られれば、きっとリピーターになってもらえるはずです!
1回1回の授業を大切にしましょう。
次の授業につなげるためのふり返りについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください▼