日本語教師に社会人経験は必要?【結論:思考の癖を知ろう】

日本語教師に社会人経験は必要?【結論:思考の癖を知ろう】

就職[st-kaiwa4]日本語教師になりたいです。
でも、先に社会人の経験を積んでおいたほうがいいか悩んでいます。
どちらがいいのか、意見を聞きたいです。
[/st-kaiwa4]

こんなお悩みを解決します。

 

本記事の内容

  • 社会人経験がないことを後悔しやすい4つのタイプ
  • 社会経験×日本語教師の作用【心の持ちよう】
  • 視点を変えて選択肢を増やそうよってお話

 

本記事の信頼性

ちゃそについて

ちゃそ(@chaso_japanese

 

日本語教師になる前に、日本で社会人を経験した方がいいか気になりますよね。

結論からいうと、経験がなくても問題なく働けます

特に海外では若い先生が重宝されるので、早めに入るのはいいですね。

 

ただし、注意しないといけない点もあります。

それは「どんな思考の癖があるのか」を知っておくことです。

 

私は社会人経験がないまま海外で日本語教師になりました。

正直、長い間そのことを後悔をしていました。

 

ただ、それは私が後悔しやすい「4つのタイプ」に当てはまっていたからだと最近気が付いたのです。

もし今悩んでいるのなら、あなたも当てはまるかどうかチェックしてみてください!

 

 

日本語教師で社会人経験がないことを後悔しやすいタイプとは【4つ】

タイプ

社会人経験をしないと後悔しやすい人の、4つのタイプがあります。

そのうち、3つの思考パターンの人は、特に注意したほうがいいです。

[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]

  • 自分を認められない
  • 完璧主義
  • 繊細な人

[/st-cmemo]
順に見ていきましょう。

 

①自分をなかなか認めてあげられない人

自分を認めるのが苦手な人とは、自己肯定感が低いです。

あなたは、「できない自分」ともうまく付き合えますか?

できなければ、社会人経験がないことを卑下してしまう可能性があります。

 

他人と比べてしまい、できない教師のレッテルを自分で貼ってしまいます

そして自分で自分を苦しめてしまいます。

 

将来、転職したくなったとしても日本語教育から逃れられなくなります。

「日本語教師しか知らない」自分をまた責めてしまうからです。

[st-kaiwa6]自分をほめることよりも難しそう[/st-kaiwa6]

 

②完璧主義・真面目すぎる人

一見よさそうに思えますよね。

しかし、ビジネス日本語や企業派遣を担当するときどうなると思いますか?

経験がない分を補おうと、とにかく調べるんです。

 

悪いことではないですが、自分が消耗するほど力を使う場合があります。

経験がないことをカバーするほどの完璧な知識が必要だと思ってしまうのです。

 

教師の仕事は表現を伝えることです。

ビジネスマナーに気をとられすぎては、授業準備が追いつきません。

そして最悪の場合、疲れ果ててつぶれてしまいます。

[st-kaiwa4]完璧にできないと、余計にストレスをためてしまうのかな?[/st-kaiwa4]
[st-kaiwa1 r]0か100か思考の人は要注意です。[/st-kaiwa1]

 

③繊細な人

繊細な人は決して悪い人ではありません。

相手の考えをくみとることができる優しい人です。

その分、周りの気持ちを考えすぎてしまうこともあります。

 

「こんな自分が教えていいのだろうか」と不安に思ってしまいます。

「相手は経験ない私に教えられて気の毒だ、迷惑じゃないだろいうか」

こんなことを考えてしまうんです。

 

授業の度に気になっていては、心が疲れてしまいます。

教えることに慣れたとしても、「経験がない」自分がつきまとってきます。

[st-kaiwa4]相手の微妙なしぐさや空気まで感じ取ってしまうんだね[/st-kaiwa4]

 

 

④海外で働く手段として日本語教師になる

日本語教師なら、海外で働きながら生活ができますよね。

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”80″ fontweight=”” bgcolor=”#FFC107″ color=”#fff” margin=”0 0 0 -6px”]日本語教師になる動機[/st-minihukidashi]

[st-cmemo fontawesome=”fa-file-text-o” iconcolor=”#FFC107″ bgcolor=”#FFFDE7″ color=”#000000″ iconsize=”200″]

海外に住みたい

外国人と関わる仕事がしたい

働きながら語学を勉強したい

[/st-cmemo]

でも、海外に出る方法ってほかにもありませんか

外国人と関わる仕事がしたいなら、他業種でもありますよね。

 

勉強なら、就職してお金をためたほうが思い切り語学留学できますよね。

20代のうちは、ワーキングホリデーを使うこともできます。

 

20代は貴重な時間です。

日本語教師である必要は、実はないのかもしれません。

[st-kaiwa1 r]教師は海外生活を満喫できる保証はありません・・・。[/st-kaiwa1]

海外で日本語教師になる前に気をつけたいことは日本語教師が海外でつぶれないための求人の選び方【適応障害になった私が解説】に書いてあります。

 

 

社会経験は心の持ちように作用する

社会経験

では、社会経験があれば、何がいいのかを見ていきましょ。

ビジネス系の授業では、やはりマナーや敬語を多く扱います。

 

会社によってルールが違っても、一定の共通の部分はでてきます。

教師以外の経験があるのとないのでは、心の持ちようが変わってきます。

 

[st-cmemo fontawesome=”fa-lightbulb-o” iconcolor=”#FFA726″ bgcolor=”#FFF3E0″ color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]

安定した収入を得たことがある

大学時代に就活をがんばった

企業研修を受けたことがある

[/st-cmemo]

実際の経験は、自信につながります。

 

まず、まとまったお金を稼いだ経験があることは強いです。

今はまだ一般的な日本語教師のお給料は高いとは言えません。

経済的に余裕がなくなると、不安になりやすいです。

経験があるほうがお金を生むアイデアも、浮かびやすいかもしれません。

 

そして、何事も百聞は一見に如かずです。

今の時代ビジネスマナーはネットで調べればいくらでもでてきます。

就活事情も年々変わってきています。

それでも「自分」で経験したことは、あなたの財産になります。

 

教える側にも安心感が生まれます。

そして、受ける側にとっても説得力ましましです!

 

[st-cmemo fontawesome=”st-svg-bigginer_l” iconcolor=”#9CCC65″ bgcolor=”#F1F8E9″ color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]

  • 周りと比べて社会人経験がないことに引け目を感じないか?
  • 経験がないことを教えることに強い抵抗はないか?
  • 知らないことを調べる時、体力と気力を失わない程度に切り上げられるか?
  • 自己肯定感が低く、わからないことがある自分を責めないか?

[/st-cmemo]

 

もし当てはまるものがあるなら、社会人経験が自信につながります。

[st-kaiwa5]少しでも「経験した」という事実が、味方になってくれるんだね![/st-kaiwa5]

 

 

教師だって知らないことがあっていい【選択肢を増やそう】

知らなくてもいい

ここまでは社会経験が役に立つ話をしました。

しかし、社会経験がなくても教師はできます。

 

実際にすばらしい先生はたくさんいます。

日本語教師をしていると、ビジネス系のこと以外にも知らないことが出てきます。

  • その都度調べられる
  • 詳しい人にたずねる

この2つができればOKです!

 

教師がすべてにおいて100%知っている必要はないのです。

それはたぶん、無理です(笑)

 

[st-kaiwa5]どんな仕事でも、業種ごとに必要な知識は違うよね![/st-kaiwa5]

[st-kaiwa1 r]いろんな視点からものごとを捉えてみると、選択肢が広がります![/st-kaiwa1]

 

 

忘れがちなんですが(笑)、日本語教師も社会人経験です!

日本語教師だって、さまざまな経験ができる貴重な職業です。

逆に、この経験を将来生かすこともできるのです。

 

日本語教師から転職する人もたくさんいます。

[st-mybox title=”日本語教師のその後” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

  • 海外経験を生かして旅行会社に就職した人
  • 駐在さんや現地の方と結婚した人
  • 現地のコーヒーが好きになり、バリスタになった人
  • 現地企業に転職した人
  • ノマドライフを始めた人
  • 日本語教育から抜け出せない人

[/st-mybox]

色んな人生が待っています。

 

[st-kaiwa5]たしかに日本語教師だって、社会人経験だね![/st-kaiwa5]
[st-kaiwa1 r]日本語教師の在り方だって、だんだん変わってきていますよね[/st-kaiwa1]

 

 

本当の悩みはなんですか?

本当の悩み

さて、あなたはどうして社会人か日本語教師で迷っているのですか?

[st-cmemo fontawesome=”fa-user” iconcolor=”#FF66FF” bgcolor=”#FFCCCC” color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=”150″]日本語教師以外にもしてみたい仕事があるから[/st-cmemo]

それなら、そちらを先にすることをおすすめします!

日本語教師は色んな経験を活かすことができるおもしろい仕事です。

 

[st-cmemo fontawesome=”fa-user” iconcolor=”#4FC3F7″ bgcolor=”#CCFFCC” color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=”150″]実は「日本語教師やりたい!」って決まっていて、背中を押してほしい[/st-cmemo]

それなら私は間違いなく「教師やってみたらいいよ!」と伝えたいです!

やってみて、ためしてみればいいのです。

経験は増えることはあっても、減ることがありません。

 

 

 

選択するのはあなた自身です。

教師の経験を生かそうと思えばいくらでも活かせます。

 

仕事をしながら、他のことも吸収することもできます。

せっかくなら、選択肢をたくさん知った上で納得して選べたらいいですよね。

 

どんな選択をしても少なからず後悔はついてまわります

就職することも一つの手です。

自信を持って教えられるように、考え方の癖を直すことに力を入れてもいいでしょう。

まずは自分を理解して、選択肢を広げられると心が軽くなりますよ。

 

 

まとめ:思考の癖を知っておこう

思考パターン

海外の日本語教師に社会人経験がなくても問題ないです。

ただし、自分がどんな思考パターンなのかを知っておくことは必要です。[st-cmemo fontawesome=”fa-lightbulb-o” iconcolor=”#FFA726″ bgcolor=”#FFF3E0″ color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]

  • 自分を認められない
  • 完璧主義
  • 繊細さん

[/st-cmemo]

社会人経験がないことを気にしやすいので、少し気をつけたほうがいいです。

 

  • 就職して社会人経験を味方につけるのもよし。
  • 思考パターンを変えるためにがんばるのもよし。

 

どんな選択をしても少なからず後悔はつきものです。

まずは自分を理解して、選択肢を広げていきましょう!

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